2020年に観たものの話
仕事がマジで納まらない。
現実逃避にブログを書きます。
【1月】
りんごあめを人生で初めて食べた。
・舞台「憂国のモリアーティ」
モリミュが今年ということが信じられない。
アイリーンかっこよかったなぁ!
強い女性がふとした瞬間に見せる、こころの柔らかい部分というのはたいへん良いものですね。
【2月】
チョコレートをしこたま食べた。
・舞台『KAIRO -カイロ-』
楽しかったなぁ~科学と遺物の混じり方がスターウォーズ的で好きだった。
あと犬猿バディものが単純に好き。
・朗読劇『さよならローズガーデン』
きれいにまとまっててよかった!
その昔、女性同士の恋愛は割と見過ごされていた=そもそも女性の地位が低いから恋愛にカウントされない(人間視されていない)というのを友達が話していて、良い時代になったなぁと思いました。まだまだ課題はあるけども。
【3月】
ラーメン二郎を久しぶりに食べた。脳を直接殴られているようなタイプの旨味。
・「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS」THE MUSICAL
生で見たかったなぁ…曲がかっこよかった。
あとパンフレットの立道さんがめちゃくちゃ可愛い。あのブロマイドが欲しい。
・『改竄・熱海殺人事件』モンテカルロ・イリュージョン
オリンピックイヤー(なくなったけど…)に観劇できてよかった。
試合が終わってもアスリートの人生は続くんだと、当たり前だけど分かっていなかったことを叩きつけられたので。
はるっぴ目当てでふら~っと見に行ったらとんでもなくて、終わったあとぐったりした。
【4月】
観劇予定だったデッドリ―永遠を見送る。
アニラジを再び聞き始める。
良く晴れた日にたい焼きを買って食べた。
【5月】
記憶が……本当に……ない……
多分アニラジを聞きつつ仕事をしていた。
女性声優という存在があまりに好きということに今更気づく。
【6月】
やたら蒸しパンを作っていた。
・Online Reading「百合と薔薇」
百合と薔薇一周年おめでとう。私の魂の半分は2019年6月7日に置き去りのままだよ。
薔薇編配信、楽しかった!細部を再確認できてかなり記憶を取り戻したり補完出来たりして嬉しい。
百合編もまたやってくれないかなぁ。
・アリスインデッドリースクール 少年
デッドリ―があまりに見たくて配信を買った。
肉体が強い分、足元のぐらつきが女子デッドリ―より伝わるような感じがした。
DMMのおまけ映像、本当にファン需要を分かっている……
【7月】
ここに来て何故かプチミレディに嵌る。
ライブBDを見つつ汚い声で唸るだけの一カ月。
ひとりでもしっかり立てる人たちが敢えて誰かと共に立つ、というユニットにどうも弱い。
【8月】
三億年ぶりにタピオカを飲む。
・中屋敷法仁プレゼンツ 即興監獄
エチュードプリズン良かったなぁ!定期的にあの企画やって欲しい。
何も考えず笑えて、気分転換になった思い出。
【9月】
人生初の占いに行く。
・立道梨緒奈 初めてやっちゃうバースデー配信 ~26歳はカウンター天ぷらに行ってみたい~
おかげ様で大葉の天ぷらを作れるようになりました。
コメント欄があたたかくて良かった。
立道さん、シャツから体が浮きまくってて内臓入ってるか不安になった。
タノウェイさん本当に愉快。
いやー楽しかったな……毎年やって欲しい……
【10月】
Gotoイートで高い鮨を食べた。
Dアニメストアで舞台の映像を見漁る。セラミュ、とても楽しい。
残酷歌劇ライチ☆光クラブに衝撃を受ける。
・富豪刑事 Balance:UNLIMITED The STAGE
舞台ってこんな感じだったな~!って懐かしかった。
走ったり跳んだり、アトラクション的な楽しさがあった。
加藤役の菊池さんの上着がどんどん汗だくになっていって、運動量よ……となった。
そして鈴江さんの脚が綺麗だった。ありがたいことです。
【11月】
海外ドラマをやたら見ていた。
・朗読劇「やがて君になる 佐伯沙弥香について」
舞台の上に小泉萌香さんが現れた瞬間にパッと場が明るくなるのが凄まじかった。スターなんだな……
舞台本編よりすっきりしていて見やすかった。
やが君、原作だとみんなが高校生ってことを忘れるんだけど、生身の人間が演じるとみんなが子どもであるという気づかされる。
・今井麻美Live2020 〜Sing in your heart〜 Side Green
今井さんの歌はしみじみ良い。
板の上の人に対して「人柄」なんて言葉を使うのはナンセンスだと分かっているんだけど本当に今井さんっていい人なんだろうな~!って思うようなステージなんですよ……!
歌声と演奏と映像がバチっと合ってて気持ちよかった。
【12月】
あっという間に年末。
・舞台少女ヨルハ Ver1.1a
めちゃくちゃ良かった……
みんな生きてた……
狂気に飲み込まれていくのが気持ちよくて気持ち悪い感じというか……
これもちゃんと書きたい。
ガールズ舞台がやっぱり好きだなぁ。
・舞台 HELI-X
ジェンダーがガッツリ絡むのか……と思って見る前は結構身構えていたけどとても良かった。
殺陣がかっこよくて、キャラクターの気持ちと行動が一貫していて、想像の隙もあって、とにかく楽しかったなぁ。
来年のイベントが待ち遠しいよ~~~!
今年はとにかく家にいたからアニメもやたらと見てたなぁ。
ラーメン大好き小泉さん、ブギーポップは笑わない、ガールズ&パンツァー、ひぐらしのなく頃に、キノの旅、ラブライブ!などなどなど。ガルパン劇場版が楽しみすぎるんだよなーーー来年は大洗に行きたい……
今年と来年が地続きで、なんだかぼんやりしている。
2021年は良い年になるといいよねぇ。
コロナ中に観たもの備忘録
見たもののメモ。
アマプラとネットフリックス。
映画
『野火』
とても良かったけど観た後24時間情緒が不安定になった。反戦映画だなぁ。
人が人でなくなるさまが実にグロテスク。人間だけ異様に彩度が低いのがまた。
『海街diary』
四姉妹が最高なのでそれを観るだけで価値がある…美女の喪服、最高。佳乃派。
曲が最高ですねと思ったら菅野よう子様だった。
ドラマ
『監獄のお姫さま』
クドカンってすげ~(当たり前です)お話に無駄がないって言うのは美しいですね。
先生のビジュアル、嫌いな人いない。面白かった…
『パンとスープとネコ日和』
ネコチャン!流し見するのにたいへん良い。
しまちゃんが大きくて優しくてかわいかった。
『新米姉妹のふたりごはん』
急に挟まれる百合に面白くなってしまう。ゲラゲラ枠。
10話後半からのトンチキ展開が本当に面白かった。なんでなん。
今更だけど「百合と薔薇」の話
こんな記事を見つけた。
GLAAD(Gay & Lesbian Alliance Against Defamation/中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟)の調査も踏まえつつ、レズビアンキャラが死にすぎじゃないですか?という投げかけを送っていて、深く頷いてしまった。ほんとうにレズビアンキャラはよく死ぬ。
そして今回の話のテーマであるReading Stage「百合と薔薇」も例に違わずゲイ(この場では男性同性愛者ではなく同性愛者全般を指します)ポジションのキャラは死ぬわけなんですが、お話全体としてはかなり救いがあるというか、「日本でもここまで書けるようになったのか~!」という新鮮な驚きがあったので、書き残します。
あらすじ
研修医・天野ヒカルは研修医として奮闘する日々を送っていた。
しかし、同僚である芝崎アキラとの食事の帰り道、話題のアイドル・夏目ユウキにキスをされた上に交通事故にあってしまう。
目が覚めると、アキラはヒカルの専属医になっており、ユウキも同じ病院に入院していた。日常が戻ってくると思いきや、3人の関係は思いがけぬ方向へ……というようなお話を、百合組、薔薇組に分かれて上演。
以下のブログを参照いただくとより分かりやすいかと思います。
その名の通り、百合組は女性のみ、薔薇組は男性のみのカルテット。
あらすじには書いていませんが、3人に加え、五所川原さんというネタ要員というか、パートのおばちゃん的なポジションの人がひとり入ります。
五所川原さん以外の3人が日替わりキャストになっている感じです。
・堤幸彦氏演出の百合
・キャストが豪華(本郷奏多さんとか出てた)
・同性愛もの
ということで、ナタリーかなんかのプレスリリースは結構伸びていたと記憶していますが、当日券も毎日出てました。
正直言って、あまり期待せず行ったんですが(前述のレズビアン死ぬ問題とか、日本でのLGBTQキャラクターの立ち位置とか、色々)めちゃくちゃ良かった。
何がいいって、ちゃんと恋愛して、ちゃんとメイン二人の気持ちが通じ合ったんですよ!!
恋を茶化さずに最後まで描いてくれたことにもう拍手喝采。
そもそも百合ポジションのキャラってどこか世間とズレているという描かれ方をされがちというか。
死ぬか病むか酷い目に遭うか、みたいな。
クレイジーサイコレズって単語がすべてを表している気がする…語感はとても良いんですけどね…
漫画や小説は変わってきたなと思いますけど、ドラマや映画とかだとまだまだそういうイメージが強いなと。
アキラは同性も恋愛の対象って明言しているんですけど、別に病まないし酷い目にも遭わないし。まぁ死ぬけど。
同性愛を引け目に感じてる部分もありつつ、でも、普通に生活して普通に恋愛している普通の女性で。
百合ポジションのキャラをそういう描き方をしてくれたのは素直に時代が進んでいる…!と感激しました。
社会人の恋愛だったのも良かった。
朗読劇の持ち味って、「何にでもなれる」ところだと思うんですよね。
俳優が20代女性でも、小学生にも老人にも動物にも宇宙人にもなれる。
だから、学生のお話でも別に出来たと思うんですよ。
学生の恋愛ものの方が受け入れられやすいとも思いますし。
メディアミックスしている日本の百合作品ってカップリングの両方が学生、もしくは片方が学生ものがやっぱり多いので。(やがて君になる、ふたりモノローグ、新米姉妹のふたりごはん、blue、トランジットガールズなど)
自立した大人の女性二人が恋愛するっていうのって、フィクションではチャレンジの枠に入ってくると思うけど、現実にはいっぱいいるし、そういうのをなかったことにしないというのがとても良いなと…
BLでは『おっさんずラブ』、ドラマ『きのう何食べた?』が大ヒットしてるので、そのへんを意識しただけかもしれませんが、それでも嬉しかったです。
百合組のみ2回見たけど薔薇組も見ておけばよかった。
再演とか贅沢言わないから円盤化か配信して欲しい。
それが無理なら台本を売って欲しい。
人に勧めようにも手元にチラシしかないから勧めようがない。
私だけ見ている蜃気楼の話してるみたいになってる。
ともかく、 2019年中に書き残せてよかったです。